雪虫が大量発生して歩くのもままならなかった日の後、平地でも雪が降り、
雪虫予報は間違いないんだと改めて実感する今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
前回はテナントのご紹介でしたが、
今回は建売住宅 木造戸建ての案件に戻ります。
前回は下準備の位置出しでした。
前回出した位置に、杭を打っていきます。
今回はH型PCパイル工法です。
住宅街なので、振動や騒音が少ない事と、
既成杭なので、コンクリートが固まる養生期間を設けずに
次の工程に進めるため採用しました。
先にオーガーで穴をあけ、
その穴に杭を打設します。
杭が打ち終わると基礎工事に入ります。
基礎の位置の掘削、根掘りを行います。
手で掘ると何日かかるかわからないこの作業も
小型でも重機が入ると楽に進めます。
先に打った杭の頭は少し出しておきます。
根掘りの後は捨てコン打ち
コンクリートを捨てるの?っと思うかもしれませんが、
この後の型枠や鉄筋を組んだりするには正確な位置が必要で、
砂利には正確な墨が出せないためコンクリートを流し、
表面をきれいに整えて墨を出せるようにします。
これが捨てコンです。
不要な部分に流れ出ないように枠を組んでます。
さてさて捨てコン打ちが終わると基礎の鉄筋を組んでいきます。
この時に、通気口や人通口(建物が立った後、床下に潜って人が行き来できる通路)、
配管が通る場所のスリーブを入れていきます。
この状態で、形枠で図面表記の通りの鉄筋径や間隔が守れているかどうか、
検査があります。
さて、今回はここまで。
基礎が出来上がるまでももう少しかかります。
次回もお楽しみに!!