毎年お盆が明けたら涼しくなる札幌ですが、
今年はまだまだ猛暑が続いております。
いかがお過ごしでしょうか?
さて、少し間が空きましたが新しい施工事例です。
弊社で行った新琴似の木造建売住宅です。
建物を建てる時の最初の作業は
立てる物の大小にかかわらず土地に対しての位置決めである
【遣り方工事】です。
土地の境界を表す境界石を基準に敷地の範囲を確認し、
大まかな位置を確認しながら少し広めに木杭を打ちます。
貫板を横に渡して高さの基準を決めます。
この場合は貫板より450mmの所が地面の高さになる事を表しています。
職種にもよりますが建築では長さの単位はmmで行うするのが一般的です。
途切れている部分は今後重機などが入ってくる部分です。
そこに水糸を通して建物の位置を出していきます。
位置が出たら、今回は杭を打つのでその位置出しをします。
写真では草と見間違うかもしれませんが、この緑のはねのような物を付けた
鉄筋を挿して位置が分かるようにします。
この段階ではまだ全然家を建てているようには見えませんが、
万が一 位置がずれて立ててしまった場合、
最悪全部壊して建て直しという事もあり得るので、
ここは特にしっかりと確認しながら行う必要があります。
さて、今回はここまで!
次回もお楽しみに!